漫画 連載期間長い傾向へ? チャンスの少ない漫画業界の厳しさ
大ヒット漫画ワンピースを始めとし、スマッシュヒット漫画のNARUTOや名探偵コナン、BLEACH、MAJOR、GANTZ、ダイヤのエースなど長編となる漫画が増えてきている気がします。
この現象は本当にあるのか?少し考えてみました。
ワンピースももう70巻を超えて、もはや何巻まで伸びるのか予想できなくなってきました。
最近よく思うのですが、自分がまさに小学校中学校くらいの1998年頃の漫画はあまり長編というのは多くなかった気がします。
あくまで感覚なので分からないのですが記憶によれば30巻くらいまで行くと勝手にそろそろ終わるんだろうな~というイメージを持っていました。
しかし最近の漫画は人気が出る=長期連載みたいな風潮があると思います。これは何故なのか?
【昔と比べてアニメ、グッズ、ゲームやアプリなどの普及で荒稼ぎできるようになった】
日本のメディアの技術の進化が単純にすごく、アニメやグッズやアプリなどでクオリティーの高い商品が出るなどして人気が出やすく作者はウハウハなので辞めるわけにはいかぬ!みたいな感じでできるだけ粘って連載している可能性は高いかなと思います。
大人になってくると色々勘ぐってしまいますよね(^_^;)
【大人の事情により連載を伸ばしている】
出版社からお願いされて連載を伸ばすパターンですね。
人気が出た漫画に対して連載の継続をお願いして週間雑誌や月間雑誌としての売上の確保をするなどですかね。
なので内容が急に微妙になっているのに連載は続いているみたいな風になったら大人の事情を感じとればいいですね(笑)
漫画家ってかなり夢のある職業のようにワンピースなどで思われがちなのですが、なかなか厳しい業界なんです。
1度のチャンスを如何にモノにするかっていうか。
尾田せんせーはアシスタントだったそうですけど初連載作品が大当たりしたって形なんだと思います。
【漫画業界の厳しさ】
78巻とサンデーとしては名探偵コナンに次ぐ長編本格野球漫画MAJORもNHKでのアニメ化が決まってからか大リーグ編が異様に長かった漫画ですが、とても大好きで個人的には1番好きな野球漫画です。
少年野球から中学、高校、メジャーと成長系で書いてくれたのも良かったと思います!
大ファンとなったマンガガは満田拓也さんの続編はどんな漫画でも買うと決めていました。
BUYUDENと呼ばれるボクシング漫画が登場し、あの超有名ボクシング漫画が連載中にこのタイミングで参入??と思いましたが特に気にする事なく購入しました。
しかし贔屓目に見ても明らかにMAJORと比べて内容が無いような感じがして購入するのを途中で辞めてしまいました。
そしてなんとこのスマッシュヒット漫画MAJORを出した満田拓也さんの続編だというのに2014年1月にほぼ打ち切りの形で最後を終えてしまいました。
ここに漫画の世界の厳しさがあるのかなーなんて思いました(´・ω・`)
満田さんの続編は決まっていないようですしね…チャンスが極端に少ないのも漫画の世界なのでしょう。
華がある世界の裏にはこんな厳しい世界がありますが、これからの漫画家さん、頑張ってください!(>_<)