七つの大罪第1話『七つの大罪』ネタバレ感想
第1話の内容
(ハァ・・・ハァ・・・)
鎧を着て歩いている者がいる・・・
店員?「ほいよっ大ジョッキ五つ!!」
居酒屋のような場所で陽気にビールのような飲み物を出す少年の店員?
客「まだ入れるかい?」
店員「お客さん人数は?」
客「3人で!」
店員 「<豚の帽子>亭にようこそーっ!」
居酒屋風なこの場所は<豚の帽子>亭というらしい
つまみを要求する客に返事をする店員
客がこんな丘の上に酒場なんていつ建ったの?3日前にはなにもなかったらしい
店員「お待ちどぉ!<豚の帽子>オリジナルミートパイ!」
客「おおっうまそー!!」
客「まずーーーー!!」
客がミートパイを吐き出す。相当まずいらしい
なんてもの出すんだと怒る客になんでもいいって言ったじゃんと言い返す店員
客は苛立ちなめてんのか?と喧嘩売ってんのか?と吹っかけてくる
店員「やれやれ・・困った客だな。・・・片付けろ」
喋る豚?「たりーなー俺になんのようだよ」
客「ぶ・・豚?」
喋る豚「豚?ナメんな看板豚だっつの」
店員「ホーク床掃除頼む」
ホーク「ちっ・・面倒くせー」
豚の名前はホークというらしい
もっとマシなものを食べさせろとねだるホークに豚の丸焼きなら作れるという店員
焦って美味~い!といいながら床に落ちた残飯を食べ始めるホーク
客もどうでもよくなってきたなと言うと先客がお前らも1本取られたかと陽気に話しかける
店員「でも酒ならいいモン揃ってるぞ!オレいろんな土地を動いて回ってるから」
客「じゃ・・じゃあうまい酒を」
店員「まいどーー!」
客達「おおっ?たしかに酒はうまい!じゃあこっちもおかわり~」
客達が盛り上がりガヤガヤと騒がしくなる
客1「そういや聞いたか?さまよう錆の騎士の噂・・・」
客2「錆ついた鎧を着込んだ・・最近出没するっていうユーレイ騎士だろう?」
うわごとのようになにかを呟きながらさまよっている噂が広がる
客1「たしか七つの・・・なんだっけ?」
客2「ほら、そこの手配書!」
<七つの大罪>!!!
壁に<七つ大罪>と言われる大罪人の手書きのポスターが貼られている
客1「10年前に王国転覆を謀った大罪人・・・だっけ」
客2「こいつらってまだ捕まってないんだっけ?」
客1「ああ・・・1人たりとも。一部じゃ全員死んだって噂もあるけど・・・」
客2「死んでるねそれ絶対!聖騎士たちが許すわけないよ」
客1「でもこの手配書毎年更新されてるぜ?聖騎士も必死に捜してるってことじゃねえの?」
さまよう錆の騎士は七つの大罪の幽霊ではないかと怖がる客達
客「なあ、小僧の店員さんはどう思う?」
酒瓶を置く店員
店員「小僧じゃねーよ!メリオダス!それと店員じゃなくて店主(マスター)・・・な!!」
少年のようで店員に見えた男はメリオダスという名前の店のマスターだった
カラン・・
店に入ってくるヨロヨロの錆の騎士・・
錆の騎士「・・なな・・・つの・・たい・・・ざい・・」
客は<七つの大罪>が出たと騒ぎ出し、殺されるーといいながら全員去っていった
メリオダス「・・・お前誰だ?」
なにも喋ることなく倒れる錆の騎士
その拍子に鎧の兜がこぼれ落ちる・・・
中身は女性のようだ
ホーク「女の子だぜ」
メリオダス「うんにゃ!」
確信犯のような目でそう言うと
メリオダス「この寝顔、このボディーライン。このニオイ、この弾力、やっぱり女だな!」
胸を揉むメリオダスにホークが確信犯とツッこむ
ムクっ
胸を揉んだまま起き上がる女性
女性「あ・・あの・・・?」
メリオダス「動悸にも異常なし!」
セクハラをごまかすメリオダス
女性は<豚の帽子>亭にいる理由が分かっていない様子
メリオダス「フラ~~と店に入ってきていきなりぶっ倒れたんだお前。<豚の帽子>亭!オレの店なんだぞ」
女性「あなたが・・・マスターさん・・?」
背中に剣を装備しているメリオダスを剣士かと勘違いしたと言う女性
女性「きゃっ!」
剣を抜くメリオダス、しかし剣は折れていた
柄だけでもチラつかせておけばそれなりに見えるから防犯対策だと言う
メリオダス「酒場にはいろんな客が来るからな・・マスターも大変だよ」
ホーク「てめーの飯を食わされた挙げ句に金ふんだくられる客の方が気の毒だ」
驚いた表情の女性
女性「わあ~~~!喋る豚さんだぁ!この前父上に誕生日プレゼントにおねだりしたんです!」
ホーク「ホークだぜ!」
ホークに抱きつく女性
メリオダス「そだ腹減ってないか?よけりゃ食わしてやるよ」
ドキっとするホーク
女性「ポークちゃんを?」
ホーク「ポークじゃねえ!ホーク!!」
まずい飯を食べさせるメリオダス
メリオダス「どうだ、まずいだろ?」
女性「・・・はい」
本当にまずそうな女性
しかし泣き出した女性
女性「でも・・・すごく・・おいしい・・・」
女性「捜しているんです、<七つの大罪>を」
ドン、ドンドン
ドアを叩き大声で何者かが叫ぶ
騎士団「開けろ!我々はふもとに駐留する聖騎士様配下の騎士団!<七つの大罪>とおぼしき錆の騎士を捕らえに来た!」
ドアを叩く集団は聖騎士配下の騎士団
先頭の騎士はおとなしく出てこいと言ったあと30秒待ってやると言う
メリオダスがいらんと言って出てきて錆の騎士出てこいと言う
錆の鎧を無理やりつけたホークが出てくる
騎士はメリオダスの胸ぐらを掴み持ち上げる
騎士「ガキィ・・騎士を愚弄するとはいい度胸だな!」
騎士は難しい表情でメリオダスはなんともない表情で見つめ合う2人
騎士「アリオーニさん裏から女が逃げました!」
アリオーニ「な・・なに!?おそらくその女が錆の騎士!追えっ!」
先頭の騎士はアリオーニと言うらしい
走って逃げる女性
騎士A「捕えろぉーーー!だが油断は禁物だ!もし本物の<七つの大罪>ならば相当の手練れ!じきにツイーゴ様が合流する手はずだ!我々はあの女を消耗させ追い込むだけでいい!」
後にツイーゴという騎士が出てくるらしい
ホークがアリオーニ率いる雑魚騎士を崖から落とし始末する
メリオダスは既に女性を助けていた
女性「・・あの、二度も助けていただいてなんと・・お礼を言えばいいか・・」
メリオダス「・・んで、さっきの話のつづきは?」
ズン・・ズン・・
鎧をまとった何者かが近づいてくる音がする
女性「私が<七つの大罪>を捜し旅する理由は・・・聖騎士たちを止めるためです。お二人に何度も助けていただいた恩は決して・・決して忘れません・・でもどうか私のことは・・・忘れてください」
その場を離れようとするメリオダス
しかしホークは話しかける
ホーク「ちょい待ったお嬢ちゃん!聖騎士たちを止める!?聖騎士っていやこのブリタニアを守る騎士の中の騎士・・・英雄だろーが?」
女性「・・・そしてたった一人でも一国の兵力に匹敵する力を持つ恐ろしい存在です。その彼らがブリタニア(この国)に戦をもたらそうとしていたら?」
メリオダス、ホーク「!!」
女性「先日・・・聖騎士たちのクーデターにより国王が拘束され、実質上王国は聖騎士たちの手中におちました。彼らは戦を始めるため王国と周辺の町・村から人々を強制連行しています。男性には兵士としての訓練を、女性や子供には食料備蓄、老人には城壁の建造を強要し・・逆らう者は容赦なく・・・」
女性「・・・じきにこの辺りにも影響が及んでくるでしょう」
ホーク「ま・・・マジかよ!」
メリオダス「大変だな・・」
女性「唯一・・・聖騎士たちを止める希望があるあるとすれば、<七つの大罪>だけなんです!」
メリオダス「お前さー<七つの大罪>がどんな連中か知ってて捜してんのか?」
女性「まだ・・私が五つか六つのころ・・父がよく話をしてくれました」
女性「<七つの大罪>は七匹の獣の印を体に刻んだ七人の凶悪な大罪人から結成された王国最強最悪の騎士団だったそうです。彼らは今から10年前王国転覆を謀った疑いで王国全聖騎士から総攻撃を受けちりぢりになった・・・」
メリオダス「・・んで死んだって噂もあったっけな」
女性「・・・そんな凄い人たちが簡単に死ぬわけがありません!」
メリオダス「んー・・でも大罪人なんだろ?」
女性「現実に人々を苦しめているのは聖騎士たちなんです!!」
真剣な顔で女性を見ているメリオダス
その時目の前の地面が急に滑り落ち全員落下する
???「決定!身元不明者二名死亡!・・・ってことでいいのか?」
騎士1「し・・しかし崖下にアリオーニさんが・・・」
???「ならば三名死亡にしておけばよい」
騎士1「そ・・そんな!ツイーゴ様それはあんまりです!」
地面を滑らせた鎧の男がツイーゴというらしい
ツイーゴ「ならば・・七人死亡か?」
ツイーゴに睨まれ逃げ出す騎士
その時崖からシュッと出てきたメリオダス
メリオダスは女性とホーク、そしてアリオーニを連れてきた
ツイーゴ「お前たち何を勝手に生きておる!?儂の死亡決定を変更するではないわ!」
メリオダスたちを見たツイーゴは女性の耳元で光る耳飾りを発見する
ツイーゴ「これは儂も運がいい・・!その耳飾りの紋章は王家のものだ。つまり御身は・・・決定!エリザベス王女!!」
メリオダス「エリザベス・・・王女?」
女性の名はエリザベスというらしい
ホーク「エリザベス王女っつったら王国の王女様じゃねーか!?」
ツイーゴが捜索指令が出ていたが事故死として殺すという事を言ってくる
メリオダス「いくぞ!」
エリザベス「私はまだ捕まえるわけには・・・諦めるわけにはいきません!」
逃げ出すメリオダスたち
ツイーゴ「決定ーーー!!事故死っ!!!」
ツイーゴが森を切り裂く技を繰り出す
斬撃がエリザベスに接近してくる!
が、メリオダスが間一髪の所でエリザベスを連れ去る
森全体が一気にスパッと切れる
ツイーゴ「さて細かい死因報告はどうしたもんかの・・・。倒木により圧死か?かまいたちによる失血死か?」
気絶していたエリザベスが目を覚ます
メリオダス「ようっ。・・ホークも無事みたいだな」
ホーク「この豚串状態が無事だと?」(ホークの体に木が刺さり出血中)
エリザベスは逃げ切れないと判断し自分が捕まればメリオダスの命は大丈夫だろうと言う
しかしツイーゴの斬撃が再び襲い、再びメリオダスに助けられる
エリザベス「おねがい・・!あなただけでも逃げてください!」
メリオダス「どのみちありゃオレたち両方殺す気だぞ」
エリザベス「どうして・・・私・・嬉しかったんです。たった・・・一人で・・<七つの大罪>を捜す旅に出て・・・・」
ツイーゴがズンズンと近づいてくる
エリザベス「旅なんて・・したことなくって・・すごく・・不安で・・正体がバレないよう着なれない鎧でくたくたになるまで歩いて・・・・けど・・・誰を・・・頼ることも・・できなくて・・・なのに・・あなたはどこの・・誰とも知れない私に・・・優しくしてくれて・・だから私は・・・・・名前も知らないあなたを、これ以上・・・・・巻き込みたくないの!」
涙を流しながらのエリザベスの言葉を聞いてメリオダスは微笑み
自分の名を名乗ったメリオダス
そして左肩にある印に気づく
再び斬撃をメリオダスたちの向け放つツイーゴ
しかし何故か斬撃が返ってきてダメージを受ける
ツイーゴ「ぬぐぉっ!?どういう事だあ~~?儂の剣は確実に奴らを仕留めた・・!だが一撃をもらったのは・・・この儂じゃと!?」
そのツイーゴがメリオダスの剣に気づく
ツイーゴ「刃折れの剣・・!?」
ツイーゴ「童・・・!そんなガラクタでこの儂とやり合うつもりか・・!?」
メリオダス「ガラクタくらいが丁度いい」
エリザベス「メリオダス・・あなたは本当にあの・・・?」
ツイーゴ「!・・メリオダス・・・?ま・・まてよ、貴様の顔には見覚えが・・いや・・だとしたら何故昔と姿が変わっていない・・!?」
メリオダス「オレが誰だか・・わかったか?」
刃折れの剣を構えるメリオダス
ツイーゴは寒気を感じながらも斬撃を放とうとする
ツイーゴ「ま・・まさか!本当に貴様は・・・貴様はぁぁぁぁぁ!!」
キンッ
メリオダスが刃折れの剣をツイーゴの斬撃と同時に振ったと同時にツイーゴ自身に斬撃が跳ね返る!
吹き飛ばされる最中ツイーゴが言う
ツイーゴ「決定・・・この・・尋常ならざ・・る・・力は、あの・・・伝説の!!」
そう言うと遥か上空に吹き飛ぶツイーゴ
メリオダス「だから言ったろ。ガラクタじゃなけりゃ死んでたぜ」
エリザベスの方へ振り返るメリオダス
メリオダス「これで一人目が見つかったわけだな・・・エリザベス!」
メリオダス「残り六人の件だけどさ、オレも用があって最近捜しはじめたんだ。情報集めのために酒場をやりながらな。・・これで看板娘がいてくれたら客も情報ももっと集まるな」
見つめ合いメリオダスは笑う
メリオダス「一緒に・・・行くだろ?」
エリザベス「はいっ・・・!!」
涙を流しながら喜ぶエリザベス
ナイスタイミングでホークママが現れる
ホークママに乗り込むメリオダスたち
エリザベス(この出会いは偶然か必然か。待ち受けるものは絶望か希望か。<七つの大罪>を捜す私とメリオダスの冒険が始まったのです)
冒険開幕ッ!
七つの大罪1話『七つの大罪』-完-
2話『聖騎士の剣』に続く
感想
サイコーにワクワクする冒険ファンタジーモノが週間少年マガジンから登場しましたね!
とりあえずこの物語のヒーローとヒロインは第1話で登場しました(^O^)メリオダスは正直ちっぽけで冴えない少年かなーと思いましたが段々カッコよく見えてきました(笑)エリザベスはさすがヒロインだけあって可愛いですねヽ(*´∀`)ノ
セクハラッシュなメリオダスも少年のハート鷲掴みって感じでナイスな演出だと思いますw
喋るホークにはもビックリでしたがマスコット的キャラでカワイイと思います^^
どんな使われ方をしていくのでしょうか?なにか特別な力を持ってるのか?それとも唯の残飯処理なのか?w
エリザベスの考えが本当なら七つの大罪でなく聖騎士が悪人っぽいですね・・・これから他の七つの大罪人を探しつつ邪魔する聖騎士たちが登場するっていう展開になりそうですね!
メリオダスの刃折れの剣の謎や七つの大罪人はほんとに罪を犯したのかなど気になる要素満載ですがとりあえず2人目の大罪人が気になるところです!